16日水曜日のメールで、明日17日は仕事で私が住む町に来るいう連絡をくれた。
会えるとは期待しない。
Kさんも時間が合えば…という話ししかしない。
会えるかもしれない17日の午前中は仕事の進み具合の合間にメールをくれていた。
私は16日の晩に起こった夫との出来事を伝えた。
月曜日から2泊3日で出張に行っていた夫。
帰宅する16日の夜にかかってきた夫からの電話。
「足が痛くてゆうべは眠れなかったんだ。駅まで迎えに来てくれる?」
夫の身に何が起こったのか電話では全くわからず、駅に到着する時間に合わせて車を走らせた。
駅に夫を迎えに行ったのが21時半を過ぎていた。
それから自宅に帰り、緊急病院を探して診察。
原因は痛風になりかけの痛風。
ここずっと、夫の食べ物の食べ方が妙に目に付いていた。
食べ過ぎなんじゃない?
太ったんじゃない?と心配していた。
こちらがどれだけ食事の管理をしても間食をやめない夫。
体に痛みが起こって初めて自制することを何度も繰り返している。
夫の健康管理にはほとほとうんざりしている。
何を言っても、何をしても本人が努力しない限り全て無駄になることをこの8年で思い知らされた。
またか…
だから言ったのに…
病院から帰宅したのが23時半。
病気じゃない病気に振り回された疲労感がどっと押し寄せる。
疲れたのは夜の運転のせいかもしれない。
それから軽く食事を食べてもらい、やりっぱなしだった片付けをして。
いつもと違う事態に興奮してしまった愛犬2匹がうるさく、夫が眠れないので軽く散歩をしに行ったのが夜中の1時。
やっとシャワーを浴びて寝たのが3時。
朝が明け、午後になってから
Kさんから来た
『
仕事終わったよ。会える?』というメール。
寝不足も疲れも一気に吹っ飛ぶ文字。
急いで支度をして駅へと急ぐ。
待ち合わせは駅改札近くのファーストフード店。
相変わらず
Kさんの弾丸トークが始まる。
ゲームの話しに、お互いのペットの話し、一緒にいるSNSの話し。
時折ピタッと話しをやめてジッと見つめる
Kさん。
「どうしたの?急に」と私が聞くと。
「うーん、目に焼きつけておきたくて。」と
Kさん。
気が付けば2時間。
楽しい時間はあっという間。
朝まで仕事をしていて、その上私の住む町まで仕事で来て。
仮眠しか取ってない状態で仕事を早く終えて、私との時間を作ってくれた
Kさん。
ファーストフード店を出る間際に
「
遅刻した罰のハグとチューは?」と耳元でささやく
Kさん。
ファーストフード店を出て、人目を気にせずハグとキスをしてくる。
何も言わず頭をぐしゃぐしゃと何度も撫で、頬に触れる手。
夫のことを話したからかもしれない。
何も言わずにイイ子イイ子としてくれた。
頑張ったね、来てくれてありがとうね、優しい瞳がそう言っていた。
「
離れられなくなっちゃう。」
Kさんはそう言って別れを惜しむように改札へと入って行った。
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